きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

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東京西支部相模原学園　三神優子さん

夢物語の様な事が、現実に起こってしまいました。我が家に２度目の“優勝旗”１度目に妹が頂いた際には、只々凄いと感心するばかりでしたが、今回私が会長から授与された時はそのずっしりとした重みが全身に響き、只事ではない事の重大さを改めて実感しました。昨年、ヤングミセス之部で準優勝を頂いたことで、更に「上を目指したい」という気持ちが沸々と湧き起こり、今年は自ら一般之部に挑戦したいと帯や小物類も一新し、自分が納得できる結果が得られれば…という気持ちで臨んだ大会でした。妹を“優勝”にまでお導き下さった佐藤支部長、そして関谷学園長に付いていけば必ずレベルアップ出来ると信じ、お稽古に励みました。この素晴らしい経験をもとに、一層精進します。

東京西支部相模原学園　関谷紀子学園長

学園長になったばかりの私に、こんな嬉しい日があるなんて思いもよりませんでした。これもすべて大会前夜、そして当日の早朝までただ黙々と脱いでは着、着ては脱ぐ彼女の姿と努力、そして支部長からの手渡しの贈り物でした。私が今日までがんばってこられたのは、一生懸命の生徒達と楽しい仲間の講師達、それに包容力バツグンの支部長に囲まれていたからだと思っております。そして本部のすばらしい先生方のご指導をいただくにつれ、また新しい目標を持って進んでいけるのだと思っております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

香川中央支部　豊田弘美さん

今年突然、高木先生が亡くなりショックでどうしていいか分からなくなりましたが、一番つらい永井支部長が皆を不安にさせないように頑張っている姿を見ていると、私が今できる事は先輩方の様に優勝して先生に喜んでもらう事だと思いました。練習すればするほど不安になりましたが、「今まで十分練習してきたよ」と永井支部長に言っていただいて落ち着きました。
　発表で名前を呼ばれた時、今までの事が次々と浮かび、涙が止まりませんでした。高木先生も見守っていて下さったと思います。皆に支えられて頑張ることができたことを感謝しながら、尚美の道を歩んでゆきたいです。

香川中央支部　永井祐子支部長

ありがとう、心の中でつぶやきました。弘ちゃん、そして母に。参加してくれた５名が準決勝の舞台に立った時には「見守っていてね」とつぶやいていました。いとこと2人で始めて10年。いとこが５年前に先にヤングミセス之部でティアラをいただき、やっと今年、弘ちゃんの頭上に輝きました。
　私の心がボロボロの時に、本当にこんなにいいご褒美がいただけるなんて夢のようで涙が止まりませんでした。きもの大好きな人が母親となって、２才になる女の子もまた、きもの大好き。３月末から走りつづけて全国大会に。これから大変だけど、弘ちゃん、そしてみんな一緒にがんばろうね。

和歌山中央支部　浜端博子さん

優勝者の方達が、次々と呼ばれ、うれし涙で壇上に先生と共に──その光景を眼のあたりに見ながら、ああ─今日まで、朝、昼、夜、いわずに「時間のあいた時に、いつでも来なさい」といって、いつも待っていてくれて、未熟な私を、手とり足とりして、ご指導下さいました先生！「ほんとうに、ごめんなさいね。練習に練習をしましたが、まだまだ未熟な私を許して下さい」と心でお詫びしていました。その時です、ゼッケン262、そして私の名前が。エエッ─うれしい！うれしい！どうしようと足がふるえているのがわかりました。ああ先生に喜んで頂ける。この喜びを早く皆様におわけしたいと思いました。壇上に上がって行く途中にも、心の中でありがとう！ありがとうの連続でした。これからもコツコツと楽しく、一生懸命勉強していきます。

和歌山中央支部支部　楠木益子支部長

ゼッケン262、和歌山中央支部、浜端博子さん優勝と発表され、目映いライトが輝く壇上に急ぐ浜端さん……支部長もどうぞ……私は夢のようでした。４年前と同じ感激を、再び味わえるなんて、しあわせです。今回は全国大会、初めて出場の浜端さん、時間が足りないと言いながら、きびしい練習に耐え、どうしても出来なかった制限時間に着る事ができました。本当に、和歌山中央支部の各教室に、素晴らしい元気を与えてくれました。これからも精一杯技術の向上にはげみ、みんなでこの喜びを分かち合いながら楽しく、来年の尚美流の熱い思いの大会に向けて、おけいこを始めて参りたいと思います。私にとって、本当に熱い熱い思いの夏の大会となりました。

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