きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

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福井　福井中央支部　伊部　佳奈恵さん

この度は、優勝という大きな賞を頂き、身の引き締まる思いで一杯です。
　和のお稽古がしたいと思い立ち、お教室に通い始めたのが10年前でした。最初の地区大会ではゼッケンを持つ手が震えたのを昨日の事のように思い出されます。
　今年の練習は内省の繰り返しで、必ずしも楽しいとは言えない日々でした。自分の着付けを確立することができず、悩み苦しむ私に、一礼を感謝の気持ちを込めて丁寧にする事、心穏やかに臨む事の大切さを改めて気長に説き続けてくださった橋本支部長。最後は、もう練習しなくていいのよ、楽しめばいいのよと、側で勇気付けてくださいました。
　また当日、本当に多くの先生方や生徒の皆様に温かい励ましのお声を掛けて頂きました。まるで自分の事の様に泣いて喜んでくださる皆様に、何て自分は恵まれているのかと胸が熱くなりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。その様な皆様や協会の方々、家族、一緒に学ぶ教室の皆さん、そして橋本支部長に支えられ、導かれて今の自分が在るのだと肝に銘じ、これからも大好きなきものと向き合って参りたいと思います。ありがとうございました。

福井　福井中央支部　橋本　和美支部長

留袖一般之部優勝という夢のような賞をいただき驚いています。ありがとうございました。決勝戦に進めばいいとの思いだけで送り出していますので、優勝旗がいただけるなんてとんでもない事でした。でも長い間出場しつづけて、よく頑張りました。
　「準優勝をつづける事は大変な事、準優勝から優勝なんてもっとあり得ない事、もう出なくていいよ」と言っていたのですが、もう一年楽しみますと言って出場したことがこんな賞に結びついたなんて予想外でした。
　会長様、本部の方々、審査員の先生方の温かいお見守りのおかげです。ありがとうございました。

北海道　札幌手稲学園　塚田　麗湖さん

昨年初めて全国大会に参加させて頂き、全国のレベルの高さと、自分の未熟さを痛感しました。「あの舞台で表彰される日が来るのだろうか…」などと考え、気が遠くなっていた自分を思い出します。
　あれから一年。なかなか練習時間をとる事ができず、また、他の方々が毎日練習されている話を伺い不安な気持ちになる事もありました。しかし「短期集中で！」と自分に言い聞かせ練習を重ねてきました。
　武田先生にはあらゆる面で助けて頂き、温かく、時には厳しく指導して頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私の仕事の都合で夜遅くまで練習につきあって頂いたり、意志の弱い私をここまで引っぱってきて頂いた教室の皆さん、又、温かく見守ってくれた家族など周りの方々にも心から感謝しております。
　今回このような名誉な賞を頂いた事で、自分がどれだけ周りの人に支えられてきたのか再確認できました。これからも感謝の気持ちを忘れずに楽しく、着付けを学んでゆきたいと思います。

北海道　札幌手稲学園　武田　瑞子学園長

第37回留袖ヤングミセス之部で優勝という素晴らしい賞を頂き本当にありがとうございます。
麗湖さんは勤務上なかなか練習する時間が取れませんでしたが一回一回の練習で確実に技術を身に付けてくださいました。常に「平常心」を保ち焦る事なく落ち着いた着付技術は当学園においても誰もが認めております。今回参加させて頂いた6人の生徒が全部門で全員入賞を頂きました。学園長としてこんな嬉しい事はありません。
　今回大会へ参加出来なかった生徒も練習を一緒にしてくださいました。その生徒も含めおけいこに励んでくれた皆さんに心より“お疲れさま”そして“ありがとう”と言いたいです。これからも尚美流の発展の為に私自身、身を引き締め和装の道に精進して行きたいと思います。

広島　東広島支部　錦織　菊枝さん

　この度は全国大会で優勝させて頂き、誠にありがとうございました。常日頃、自分できものが着たいと思っていたところに、新聞で水戸先生の教室を知り、迷わず飛び込みました。が、きものの奥深さ、難しさを知るにつれて何度かくじけそうになったこともありました。その時に、水戸支部長の温かい励ましを受け、きものの楽しさを再確認し、全国大会で優勝する夢に向って頑張ろうと思うようになりました。厳しい練習を乗り越え、念願の優勝を手にした時は夢のようでした。ここ迄続けてこれたのも、水戸支部長、雅美先生に育てて頂いたお陰だと感謝で一杯です。家族にも練習出来る環境を作ってもらい、精神的にも支えられました。これからも感謝の気持ちを忘れず輝いて行きたいと思います。

広島　東広島支部　水戸　寿子支部長

　永年共にがんばってきた生徒さんが全国大会で優勝されたことは、支部長として最高の喜びです。本人の努力はもちろんのこと、支部の先生方、共に励んできた教室の仲間あってこその結果だと思います。
　日本文化を地域に広める尚美流きもの教室を今後ますます発展させるために、共にがんばりましょう。
　きもの道は女の幸せに通じる道・・・
錦織さん、おめでとうございました。

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