全日本プロきもの選手権大会 …尚美流…

長野南支部　副支部長古賀佐代子

花嫁・・その日に一番誰よりも輝く花のあるお嫁さん　支部長と二人でそんな花嫁を作る事12年以上が経ちいろんなドラマがありました。そんな中、花嫁の部が新設され一人で作ると言う事に初めは、舞台上で必死に着付けをしていましたが、今回は主役の花嫁さんが輝くようにしようと心掛けました。モデルの万祐子さんのステキな笑顔に気持ちが安らぎ、気分良く着付けが出来ました。そして大きな愛情で見守り続けてくれた母と、最高の仲間である支部の先生方とがんばって来た事が励みでした。何より心温まるご指導をして下さった竹田副会長やっと二本足で立てるようになった所ですが、これからも前を向いて更に勉強し続けます。

東広島支部鴻ノ巣学園　学園長岡林　典子

二部門に（花嫁）出場する私を、色々と支えご指導下さった、竹田副会長のお陰と心より感謝致しております。
　あの袋帯と出会えた事も幸運でした。宝物として、大事にしたいと思います。
　そして、私のお稽古のために時間を惜しまず、モデルとして付き合ってくれた嫁の知子さんにも”ありがとう“の気持ちで一杯です。
　今回の賞は、私とモデルの知子さんの二人に頂いたものと思っております。
　賞をもらう度に、喜んで下さる水戸支部長や、見守ってくださる支部の仲間、応援に来てくれた生徒さん、そして、いつも協力し、支えてくれる家族に感謝しています。

香川中央支部　支部長永井　祐子

母がこの世を去って三年が過ぎた今年、やっぱり着付師勉強会に参加しようと決心しました。去年の納会での結果に現実を突きつけられ、このままでは駄目だ、私を叱咤してくれる人がいなくなったことに気がつき、目が覚めました。やると決めた以上、中途半端なことは出来ないと、第三回に母が先代から頂いた優勝旗をこの手にしようと心に決め、一回でも多くきもの、帯に触れました。出来上がりや写真を見て、又周りの人の発する言葉にヒントを得て一回一回考え工夫し練習しました。ある時期から何かひとつひとつ皮が剥がれるようにコツがわかってきました。納会が近づくにつれ、不安になることもありましたが、自分が出来る限りの事はやったという気持ちがこの結果につながったのだと思います。ただ自分だけの力ではなく、周りにいる人達全てに感謝の気持ちで一杯です。又、来年以降もがんばります。

岡山中央支部　副支部長笠原知加子

“夢は大きく、目標は高く”そして優勝が現実となりました。本当に喜びで一杯です。舞台上では実感がわかず「本当だよネ」と何度も心の中でくり返していましたが、皆さんに「おめでとう、よかったね」と声をかけていただく度に涙があふれ、こんなにたくさんのうれし涙を流した事はありません。
　「いいヨー、いいヨー…」とほめながら指導してくださる掛島支部長、励まし合って共にお稽古してきた講師のみなさん、「先生頑張ってきてネ」と応援してくれる生徒さん達、初めてのモデルに筋肉痛になりながらもだまってお稽古に付き合ってくれた優子ちゃん、そしていつも気持ちよく送り出してくれる家族、皆に感謝しています。
　そして、私の初めての大会に「行って来い!!」と背中を押してくれた亡き義父にも…お陰で今の私があるのですから。まだ克服できたとは言えません。他にも課題は山積みですが、大好きなきものの道を一歩一歩歩んで行きます。

愛媛新居浜支部　助講師　田中　加代

緊張している私を力付けてくれたのは、時代衣裳を着ることを楽しんでくれているモデルさんのお陰でした。「そうだ！楽しもう」練習もした。この舞台まで来た。応援してくれる先生方、励ましてくれた仲間。今はただ自分が着付けしている事に喜び、胸を張ろうと思いました。そうして頂いた賞はとてもうれしいものでした。納会の後、「ここが始まりよ」と声を掛けられました。この一年を振り返ってみると、私にとっては人生の転機でもあり、私もきもの人生の中でもひと味ちがう色づきを始める季節であった様に思います。改めて腰を据え直しきものに取り組む賞になったと感じています。
　私の生きる道に係わる全ての人に感謝して、これからは、自分らしく「きものの道に」邁進したいと思います。

長野南支部　正講師　柏崎めぐみ

今回の納会での目標は、昨年の３位より落とさないという事でした。そのプレッシャーと言うよりも、目隠し着付けを誰よりも綺麗に着たいという気持ちが強くなりました。何度練習しても定まらず、納会が近づくにつれ悩みが積もるばかりでした。そんな時やはり「基本姿勢」だと支部長よりアドバイスを頂き、悪い癖の出ていた所を直して行きました。不安ばかりで迎えた当日、補正からひとつひとつ確認していき緊張はありましたが焦る事無く着ることが出来ました。そして優勝を頂く事ができ夢のようです。とても私一人では出来ない事で一緒に勉強してきた講師の仲間たち、優しくまた的確な指導をして頂いた、支部長、副支部長のお陰です。そしていつも温かく見守っていてくれる母に感謝します。今の気持ちを忘れずにこれからも精進して参ります。

茅ヶ崎西学園　学園長神保　貞子

この度は、素晴らしい賞を頂きまして、本当にありがとうございました。竹田副会長にご指導を頂き、とても感謝しております。今回の賞に自分を甘やかすことなく、これからも“初心不忘”と尚美の仲間と楽しみながら、なお一層努力し、続けてゆきたいと思います。

広島中央支部　助講師若宮　英子

初めてプロ大会に参加、そしていきなり大きな賞を頂き驚きととまどいで一杯です。
　これもひとえに、竹田支部長をはじめ、諸先生方の温かいご指導のお陰と心より感謝しております。
　私事になりますが、今年一緒に着付けを学んでおります孫が男の子を出産し、私は初ひ孫に恵まれました。
　今回は、その子の「未来への可能性」をイメージして創作しました。この小さな帯の空間から「広く明るい未来」を感じていただければ幸いです。
　尚、私から孫娘「めぐみ」にプレゼントという気持ちで作品のなまえを「めぐみ」といたしました。

香久山学園　学園長森川　君子　高槻学園　学園長甲田　　節
摂津学園　学園長阪口　作代

長野南支部副支部長古賀佐代子　長野南支部正講師小松あゆみ長野南支部正講師柏崎めぐみ

この度は思いがけない大きな賞を頂きまして三人共ビックリしていますと同時に大変うれしいです。
　私達三人は年に一、二回の勉強会で顔合わせる位でしたので全く自信はありませんでした。でも個性美学之部に参加することは第一に「楽しむこと」そして第二に「勉強させて頂く」ことをモットーに出場いたしました。お二人の先生方のご協力を得て賞を頂く事が出来ました。これからはなかなか自信をつけるところまでは行きませんが寸時に個性指数を読み取り分析出来るように、ステキなコーディネイトが出来るように、勉強して精進しきものを着る楽しさ、おしゃれを楽しむことのお手伝いが出来るようになりたいと思っています。