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近年再評価されているわが国の伝統文化のもっとも身近な象徴的ものとして和装があり、とくにその美的感性と精神性を学び、次世代に継承したいという社会的要請がある。次世代を担う青年子女の情操教育は各家庭における精神的文化的伝統の再構築から始めるべきであり、独自の科学的美学理論である「個性美学」にもとづいた和装魅力術は、現代人のライフスタイルにも合致する合理的な技法であり、この要請によく応えるものである。 |
この和装魅力術の研究につとめ、また多くの自治体や学校、民間団体などとの連携して普及啓蒙活動をしてきた我々としては、長年にわたって蓄積してきたプログラムと人材を活かして、今後も広く社会に普及してゆきたい。 |
このための事業として、 |
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各種行事・講座における企画・指導・支援活動 |
(2) |
和装魅力術に関する調査、研究事業 |
(3) |
和装魅力術に関する研修会開催 |
(4) |
出版及びインターネットなどによる和装魅力術の啓蒙 |
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などを行うことを目的として、特定非営利活動法人を設立するものである。 |
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映画界での研究成果と経験をもって松嶌茂雄が創学した人間科学「個性美学」について、昭和36年より全国の美容師・理容師を中心として研究会が発足した。その分科会として和装教育に応用する合理的な基本動作を「和装魅力術」として完成、昭和42年より任意団体「全日本和装協会」を結成して研究・普及活動に取り組んできた。 |
趣旨に賛同して全国で活動する会員が約160名にのぼる(平成14年7月現在)。 |
昭和57年に松嶌茂雄が死去し、松嶌 徹が会の代表に就任して現在に至る。 |
平成14年1月に主要会員が協議し、和装魅力術に関して一層公的な普及啓蒙活動をおこなっていくために、ここに特定非営利活動法人尚美流全日本和装協会の設立申請をおこなうこととした。 |
以上 |
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平成14年7月27日 |
特定非営利活動法人 尚美流 全日本和装協会 |
設立代表者 松嶌 徹 |
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