きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

きものイベント
尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
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第38回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
全国大会初出場のコメント
柏原学園 藤井 仁美 さん

着付け教室へ通い始めて約3年半で、初めて全国大会へ参加させていただきました。今年の5月の予選会では自分の技術のレベルの低さを身にしみて感じ、随分落ち込んだ時期もありましたが、夫の助言もあり、「もう一度初心に戻って練習しよう」と気持ちを切り換えることができ、全国大会に臨むことが出来ました。
 大会本番では「この舞台を楽しもう、練習の成果を先生方に見ていただこう」思い、自然に笑顔になれました。
 全国大会に使用した留袖と帯は義母のものです。色々な思いが詰まっている大切で高位なものをお借りして、義母に感謝しつつ気持ちを込めて、身に付けさせていただきました。大会を終え、出場された選手の方々のレベルの高さに刺激され、そして「目指す」ということの厳しさを痛感致しました。
 私をここまで育てて下さった先生と教室の仲間に感謝し、次の目標に向かって精進いたします。


柏原学園 中林 玲子 さん

私は着付けを53歳で習いはじめて、2年程たちます。手が後ろに回りにくく、手結びはもう無理かも知れません。でも家族や姪達に着せられるようになりたいと思っています。
 全国大会前の2ヶ月間は、先生に根気よく教えていただきました。背中心がいつも右に寄ったり、おはしょりがきれいに出来なかったり、裾上げが悪かったり、帯揚げが時間切れになったり、衿が左右揃わなかったり等、一度もうまくいきませんでした。そんな私が本番でうまくできる訳がありません。本番後に先生が、客席から衿とおはしょりが出来てない私に「念力を送って気付かせようとしました」と。とても愛情を感じ嬉しかったです。
 大会に参加された選手の皆さんの完璧な準備や意気込みを見て、まだまだ練習が足りないと感じました。
 これからも先生の教室で、他の生徒さんと一緒に楽しく目標を持って頑張っていきます。
 おみやげに帯締めを買いました。締める時に音がする帯締めが良い帯締めだそうで、今まで持っていませんでした。秋に孫の宮参りに私もきものを着て、この帯締めをしてみようかと思っています。


柏原学園 大西 八重子 さん

全国大会にこんな私が出場しても良いのかなと思いながらも、これからのためにと参加しました。1日目はゆっくりと見させて頂き、皆さんとても落ち着かれていてさすがだなあと思いました。夜の懇親会での食事はとても美味しかったです。それとあれだけ大勢の方のきものでの参加の豪華さには本当に感激しました。
 ジャンケンゲーム・プレゼント交換では、明日の事も忘れるくらい楽しませてもらいました。
 2日目は留袖の着付けで、練習ではずっと7分でやっていて少し時間的には余裕があるくらいでしたが大会ではいつもと同じようにしているつもりでしたが、周りの方のリズム等に焦ったのか見直すことができませんでした。また機会があれば気を入れ直して参加したいと思います。
 無事に終了出来たのも沢山の方のお世話があってのことです。とても感謝いたします。ありがとうございました。


岡山中央支部 森分 裕美 さん

この度、初めて全国大会に出場させて頂き、自分の未熟さを痛感したとともに、全国のレベルの高さに驚くばかりでした。
 尚美で、着付けを学び始めたきっかけは、仕事でお客様に着付けをすることでした。だから自分で着ることは、さほど興味がなかったのですが、この大会を通じて日々練習に励むことにより、きものの奥深さを知り、きものを着るよろこびを感じることができました。
 また、来年の大会に向け、日々精進していきたいと思っています。
ありがとうございました。


岡山中央支部 田中 裕子 さん

倉敷駅から団体バスに乗り込んで、この全国大会に初めて参加する私は、なんだか旅行気分でした。大会前にまず私は主人のこと、母のことを娘に頼みました。そして当日、家族も快く私を見送ってくれたこと。また先生とお友達と一緒にこの大会に参加できることが嬉しくてしかたありませんでした。たぶん行きはルンルン、帰りのバスは疲れきってぐったりと沈んでいるだろうと思っていました。ところが、帰りのバスでは、ぐったりどころか私の興奮はさめなかったのです。初めての全国大会での緊張、どちらを見ても美しいきもの姿、着付けの身のこなしの美しいこと、本当に感動しました。
 緊張の中での成績発表・・・残念なことに岡山にはメダルが頂けませんでした。なかなか実力を晴れの舞台で発揮することは難しいものだと思いました。来年もぜひ参加できるよう学んでいきたいと思います。そして来年の帰りのバスで、先輩方が頂いたメダルの話でもしながら岡山に帰れたら最高だろうなあと思っています。


広島中央支部 神足 主子 さん

初めて参加した全国大会は、自分の技術の未熟さを思い知らされた大会となりました。1週間たった今も、会場の熱気や華やかな雰囲気、その中にも感じられる緊張感、何よりも優勝なさった方々や先生方の着付け、着せ付けの美しさに惚れ惚れと見とれたことなど、忘れられません。
 私としては、できる限りの練習をしたつもりでしたが、まだまだ足りなかったことを痛感いたしました。それが何よりの収穫と思っております。すべてのことがあっという間に終わりました。全国大会のレベルの高さと自分の技とのギャップが大き過ぎて、次回のことなどまだ考えることはできませんが、行きの新幹線の中で、外国の方から「きれいですね」とほめられました。日本のきものは文句無く美しい、そのきものをできるだけ美しく着るため、また人に着せてあげるための修行は今後も続けたいと、強く思った2日間でした。ありがとうございました。


東広島支部鴻ノ巣学園 脇 美代子 さん

私は今まで出場の機会がなかったのですが、今年の地区予選入賞をきっかけに、初めて全国大会へ挑戦することができました。大会へ向けてのお稽古は、厳しいものでした。帯に手間取り、衿や裾が決まらない私に、学園長をはじめ先生方は時間を過ぎても熱心に指導してくださいました。悩みながらも温かい先生方や家族に支えられて大会当日を迎えることができました。
 おしゃれ着の着せ付けは楽しんで行なえ、お陰様で3位入賞することができました。留袖の着付けでは、緊張でお稽古どおりできませんでした。全国大会はお稽古を含め、特別展示等とても多くの学びがありました。
 これからも、家族や先生方に感謝しながら楽しく、美しい尚美流の着付けの道を歩んで行きたいと強く思いました。


東広島支部鴻ノ巣学園 大原 麻希 さん

初めての全国大会出場。惜しくも決勝進出を果たせなかった私への母からのメール。「良かったよ」その一言でスッーと肩の力が抜けたのを思い出します。
 「尚美流」との出会いは、二年前、母の着付けのモデルとして鴻ノ巣学園を訪れた時でした。教室で地区大会に向け練習される皆様を見て感動し、翌年、姉と共に入校しました。今年の全国大会への出場を決めてからは、私の悩みが解決するまでご指導くださった先生方。そして私の練習を優先し励ましてくださった仲間の皆様、何より全面的にサポートしてくれた母に感謝しております。また、この度は選手宣誓という大役をさせていただき、とても光栄に思っております。
 満足のいく結果とはいきませんでしたが、今の自分の実力と受け止め、感謝の気持ちを忘れず、来年に向け日々精進して参ります。


長崎中央学園 照屋 美樹 さん

私は今回、振袖之部に参加させていただきました。全国から集まった参加者を見て、とても多くのことを学ぶことが出来た2日間であったと思います。
 1日目、会場に入ってすぐに目をひいたのは展示されていた十二単です。また多くの帯結びの展示がありましたが、どれも美しく、大会に臨む気持ちを高めてくれました。
 競技の本番となる2日目は、早朝から準備に追われ、舞台に上がるまでは慌しいばかりの印象でした。しかし実際に舞台の明るい照明の中に立ってみると、やはり緊張していたようで、裾合わせがなかなか決まらず、時間内にどうにか仕上がったものの、いくつもの課題を残す結果となりました。
 その後、準決勝、決勝戦を見学させていただきました。入賞された方を見ると、着付けの技術はもちろんですが、立ち方も美しかったのが印象に残っています。
 今回、多くの方の着付けを見せていただき、自分の技術がまだまだ未熟であることを実感させられましたが、同時にとても良い刺激を受けたように思います。
 これを機に、次回はもっと上を目指せるよう練習に励んでいきたいと思います。

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