きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

東京中央支部　戸村 房子 支部長
　努力、努力の結果がやっと表に現れました。日頃は、ムードメーカーの永井さんですが、目標に向かっては、休むことなく、コツコツと辛抱強く積み重ねてこられました。驚いたことに転勤になられて大津から横浜まで、教室を休むことなく通い続けられたこと。この驚異的な行動力と涙ぐましい努力と、これらは支部のみんなが認めるところです。この優勝に支部、教室の全生徒、講師から「おめでとう」を送ります。
　去年も昨年も挑戦され、セルコ、ｓｈｏｂｉ、松月などの端々に小さい写真は載ってきましたが、今回は晴れて中央に大きく載ります。目標に向かって努力を続ければ…。身をもって示された「証」として称えましょう。本当におめでとう。

　東京中央支部　永井 裕絵 さん
　名前が呼ばれた瞬間は、「え、本当に!?」。喜びよりも驚き100％でした。6分間の一発勝負、私が選ばれるなんて正に「有り難き」事が現実となりました。
　いつも私たちを温かく包み込んでくださる戸村支部長、林先生、支部の方。更には竹田副会長をはじめアドバイスをくださった全国の先生方、そして、教室を越えて刺激し合える仲間たち。今回頂けた賞は皆様のおかげです。心からありがとうございます。
　毎年見上げていた舞台上の席から初めて見えたのは、結果に喜ぶ顔や悔しさのにじむ顔でした。そして、松嶌会長より頂いた「ここがスタートですよ。」のお言葉。今回は「まさか」の優勝となりましたが、来年の展示では今回悔しい思いをされた方々にも納得していただけるよう、より一層精進いたします。

広島東支部　岡林 典子 支部長
　全国大会に出場するのは、今回が最後という思いで、舞台に立った脇さんです。指導者の道へ進むと決めた節目の年に、有終の美を飾ることができて、本当に良かった！心から「おめでとう」と言いたいです。
　表情には出されませんでしたが、大会一週間前にお姑母様が入院されるという心配事もありました。そんな中でも御家族の理解や温かさに背中を押され、出場することができました。ご家族の思いと、教室の皆の願いが届いたのでしょうか。 そして、何よりも本人の着付けに向き合う熱い思いと集中力がすばらしい賞へとつながったものと思います。
　これからは、今までの経験を活かし、生徒さんの気持ちを理解してあげられる講師として、成長してくださることを願っています。お力添え頂きました皆様に、感謝申し上げます。

広島東支部　脇 美代子 さん
　一昨年は入賞できず、昨年は十位。今年で最後と決めて出場した今回の大会でした。練習を始めても、おはしょりのシワ、締まらない帯、うまくいかない所ばかりでした。その度に、先生方がどうすれば良いのかをひとつひとつ丁寧に御指導くださり、ここまで来ることができました。快くモデルを引き受けてくださった知子先生に「楽しもう」と声を掛けていただき、落ち着いていつもの着せ付けができました。その結果が優勝。感無量です。
　これまで熱心に御指導くださった岡林支部長をはじめ、講師の先生方、応援してくださった教室の皆さん、稽古の時間をくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいです｡本当にありがとうございました｡これから楽しく学び、技術を磨きながら教室の皆さんの力にもなれるよう精進していきたいと思います。

長野南支部　古賀 春湖 支部長
　素晴らしい賞をいただきましたことお礼申し上げます。
　野田いずみさんは、昨年念願だった振袖之部での優勝に続いて、二重の喜びです。名前を呼ばれた時は感動で胸がいっぱいになりました。
　モデルをしてくださった小松先生にしっかり協力していただき、先生方の厳しい指導やアドバイスも素直に受け止めるいずみさんは、舞台でも一段と落ち着いた姿に見えました。
　これからもきものの道を着実に進んでくださると期待しています。

長野南支部　野田 いずみ さん
　この度、優勝というとても大きな賞をいただくことができました。ご指導くださった先生方、モデルの小松先生、共に練習に励んだ支部の皆さん、本当にありがとうございました。
　着せ付けの練習は相手を思うことの大切さを強く感じる時間でした。一人では成り立たない練習、互いの都合や体調を確認しながら、限られた中での練習です。考えることが多くいっぱいいっぱいになってしまったけど、その分よい仕上がりになった時の喜びは大きくなりました。"人に着せる喜び"に気づくことのできた今年、優勝ができて本当に嬉しいです。
　今はまだお稽古で精一杯ですが、普段も着付けや着せ付けを通してきものを身に付ける喜びを伝えていけるよう精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。