きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

熊本北支部　藤末 みずき さん
　念願だった優勝杯とティアラをいただけて、今まで練習を続けてきて良かったと心から思います。全国大会初出場の時、「いつか優勝ティアラをプレゼントするね」と支部長と約束していました。優勝で名前が呼ばれて、驚きと同時に「プレゼントできる！」という喜びでとめどなく涙が溢れました。“ティアラ”を合言葉に頑張ってきた６年。
　きものはとても難しく、頭では分かっていても、なかなか思うようになりません。悔しくて、泣きながら練習した日もありましたが、そんな私を静かに見守ってくれた先生のおかげで自分の着付けを見直すことが出来、感謝しています。また一緒に練習してくれた妹、熊本北支部の皆さん、ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。

熊本北支部　藤末 敦子 支部長
　振袖之部、最高の賞をいただきまして、心から感謝いたしています。第４０回に準優勝をいただいて以来、彼女には、頭に肩に重たいものがのしかかっている６年間だったと思います。
　大学卒業後、不規則な仕事の関係上、時間もままならず、一分一分が、大事な大事なお稽古の時間でした。でも、彼女なりにその時間を作り、納得いくまであきらめずにお稽古したことが、この賞につながったのだと思います。その努力の過程に心から拍手を贈り精一杯ほめてやりたいと思います。優勝なんて到底、私たちには縁のないものと思っていたので驚きました。誰でも努力と継続と周りの方々の支えで身近に隠れている宝物をその手にすることが出来るのだと思いました。
　これからは稲穂の精神であなたを支えてくださる多くの皆様に感謝しながら励んでください。
　明日からが新しいスタートです。

広島中央支部　栗栖 瑞穂 さん
　先ず、入会させていただきました尚美流　全日本和装協会様、松嶌会長様、諸先生方皆様に感謝し御礼申し上げます。
　竹田春枝支部長、モデルを受けてくださいました竹田珠緒先生に常に愛を持ってご指導いただき、励ましてくださいました事、大変感謝しております。
　初の地区予選会、初の全国大会では、緊張するゆとりも無く、選手の皆様についていくのが精一杯で瞬く間に終了してしまいました。出場させていただきました事で、「継続する精神力」そして「最後まで諦めない強い気持ち」を学ばせてくださいましたことは私の人生の糧となりました。
　そして広島中央支部の諸先生方、生徒の皆様、関わってくださいました皆様の御協力が大きな力となり、優勝させていただき大変嬉しく、心から感謝しています。これからも諸先生方を見習い、地道に学んでまいります。

広島中央支部　竹田 春枝 支部長
　自分に妥協しない厳しさをお持ちの人です。だからいい成果が得られたと思います。
　これからの着付け人生がおおいに期待できます。

札幌中央支部　酒井 恵里 さん
　一昨年、初めての全国大会へ出場し、昨年は思いがけず留袖シニアミセス之部で3位をいただき、今年は早、３度目の全国大会に出場させていただく事になりました。 回を重ねる度に見えてくるものも多くなり、支部長に教えていただいた様に、美しくきものを着たい着せ付けたい、という思いと中々そう簡単には上達しない技術との板挟みの中での練習の日々でした。
　今年は３度目でやっと念願の創作帯結び細帯之部で優勝をいただく事ができ、とても嬉しく光栄に思います。　すっきりと粋な帯結びで、町へ出かけたくなる様な小粋な作品に仕上がり、「さし込み立て矢」と名付けました。
　決して器用ではない私を、いつも前向きにご指導くださった支部長、そして講師の方々、仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。

札幌中央支部　土肥 美保子 支部長
　本人いわく“今年の大会はもう出ません”と云う意志を知りながら、京都貴船川床でのお食事をえさに、うまい事ひっかかりました。幸いに行く以上は練習のみ、生徒の皆さんと一対になり頑張りました。
　結果素晴らしい賞を去年に続けていただき、大変嬉しく感動いたしております。
　努力は、実るものなのですね。選手４人がメダル２個ずついただき、大変盛り上がり皆で得た大会でした。
　引率の浅野先生、北川先生、本当にお疲れ様でした。また応援してくださった皆様に心から感謝申し上げます。