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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第47回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪振袖之部≫

横浜保土ヶ谷学園 犬塚 祐子 さん
 恩師櫻井先生を始め、審査の先生方、すべての皆様のおかげで優勝できました。ロイヤルサロンや勉強会で手厚いご指導によって知識や技術を得ることができ、多くの先生方の長く深いご縁にお礼の申し上げようもありません。
 練習で思うように着られず思い悩むこともありましたが、櫻井先生はどんな時も私の好きなようにさせてくれ、ここぞという時には叱咤激励を繰り返してくださいました。母のような櫻井先生に一緒に舞台へ上がっていただきご恩返しをしたい気持ちが強くなりました。
 一区切りついた安堵の気持ちと、それをステップに次へ進んで人間的にもひとまわり大きくなれる気もいたします。これからも精進してまいりますので、一層のご指導よろしくお願い申し上げます。


横浜保土ヶ谷学園 櫻井 敦子 学園長
 祐子さん、優勝おめでとうございます。遂にやりましたね。王冠が眩しい程輝いて感動しました。成人式を自分で着たいとの願いで始めました。学業の合間に、またお仕事でお休みも多い永い道のりでした。祐子さんはのんびり屋さんですが一度火がつくと、とことん納得するまで分析しました。手先が器用で、丁寧な方なので磨けば光ると思いました。
 6月の特訓会で古賀先生と築山先生のアドバイスに得るものが大きかったようです。大会ではプレッシャーがあるかと思われましたが、いざ舞台に立つと堂々と的確な所作で見事に仕上げました。永い振袖との旅も終わり、また新たな挑戦ですね。
 審査員の先生方、ありがとうございました。またいつも会場に足を運んでくださるご両親に感謝いたします。

振袖之部

写真右:櫻井 敦子 学園長
写真左:犬塚 祐子 さん   

≪着せ付け訪問着之部≫

相模原学園 小川 志登美 さん
 この度は優勝という素晴らしい賞をいただきありがとうございました。名前が呼ばれた時は驚きで腰が抜けそうでした。舞台で関谷先生と並んだ時に「やった!優勝なんだ!」と実感が湧いて来た状態でした。
 私が教わっている教室は雰囲気がとても良くてプレッシャーとか与えず「いってらっしゃい」って毎年やさしく送り出してくれます。自装の練習を削ってモデルになってくれた笠原さん、感謝で一杯です。ありがとうございました。
 教わりたいこと、まだまだたくさんあるので先生方、これからもご指導よろしくお願いいたします。


相模原学園 関谷 紀子 学園長
 小川さんおめでとう!着せ付けとてもがんばっていました。モデルの笠原さんとは、毎回楽しく練習しています。とにかく熱心です。
 関東の特訓会も二度参加して助言をいただき自信を持っていきました。特訓会でご指導くださった古賀先生、ありがとうございました。
 モデルの笠原さん、教室の先生方のご協力に感謝いたします。

着せ付け訪問着之部

写真右:小川 志登美 さん
写真左:関谷 紀子 学園長

≪着せ付けおしゃれ着之部≫

札幌手稲支部 田中 貴子 さん
 「優勝」という素晴らしい賞をいただけたことは、自分の力以上にご指導、ご協力くださった先生方のおかげであり、深く感謝しております。この部門では2年連続準優勝を頂いて、今年こそは!!という気持ちで挑みました。お稽古では改善点を整理し、一つ一つ決めていき、自信をつけていくことができました。しかし「第2位は…」で名前を呼ばれる夢を何度も見てしまい、本番は今までに無い緊張を味わいました。その中でもやり切った達成感や着付けの楽しさなど、色々な感情が湧き、とても充実した時間でした。
 これからも努力を怠らず、着付けを楽しみつつ技術を磨いていきたいです。


札幌手稲支部 武田 瑞子 支部長
 今年の全国大会の目標は、2年続いた準優勝を打破し、優勝する。この1点でした。
 毎回注意される箇所を何度も何度も練習し写真に収めていました。貴子さんはとてもセンスがあり仕上がりのバランスを取れる人です。ピアノ講師として多くの生徒を持ち、自分のお稽古も十分に時間が取れませんでした。でも1回1回集中し、完成させていきました。その練習の成果を舞台の上で見事に開花させ優勝という素晴らしい賞をいただくことができました。応援してくださった皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

着せ付けおしゃれ着之部

写真左:田中 貴子 さん   
写真右:武田 瑞子 支部長

≪創作帯結び 細帯之部≫

相模原学園 伊東 鏡子 さん
 細帯の参加は2度目で、一昨年は準優勝を頂いていました。今年は自信がありませんでしたので驚きと嬉しさでいっぱいです。
 名前の「子犬の円舞曲」は最初「子猫の円舞曲」にしようと思っていました。猫が大好きな私は子猫の耳と短い手のつもりでしたが、何度も結んでみる内に「この耳はどう見ても猫の耳ではなく子犬の耳!!」と思うようになり、子猫から子犬になりました。
 もうすぐ夏祭りです。さっそく娘の浴衣に結んで一緒に楽しみます。ありがとうございました。


相模原学園 関谷 紀子 学園長
 いつも元気な伊東さん、おめでとう!まさか優勝なんてと思ってもいなかったようです。
 講師の先生方の背中を借りて何回も結んでいるうちに、子猫が子犬になっていきましたが、それはそれで面白くもありました。おしゃれ着之部ではコーディネイト賞をいただき、ありがとうございました。4部門でのがんばりの疲れも吹き飛んだ喜びは大きかったようです。
 この度は素晴らしい賞、ほんとうにありがとうございました。

創作帯結び 細帯之部

写真右:伊東 鏡子 さん   
写真左:関谷 紀子 学園長

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