≪留袖一般之部≫
長良北学園 藤田 明美 さん
今大会に向けては、それぞれに目標を持った方々との通常の練習に加え、山田先生にご無理を言って個人指導をしていただきました。直前になって苦手な箇所がなかなかできずに焦っていた私に、「練習以上の結果を出そうと思わなくていいから」「普段の練習通りで大丈夫だからね」と声をかけてくださり、随分と楽な気持で一つ一つ克服することができました。
昨年同様に緊張感はありましたが、「しっかり練習を重ねてきたのだから落ち着いて精一杯頑張ろう!」と自分に言い聞かせて挑めたことが今回の優勝に繋がったと思っています。
山田先生をはじめ、同じ教室の方々と日々切磋琢磨し合って励んでこられたことを誇りに思うと同時に、皆様には心より感謝いたします。今回の賞に恥じることのないよう、これからも精進して参りたいと思います。
長良北学園 山田 万里子 学園長
この度は素晴らしい賞をいただきありがとうございました。
コロナ禍の感染拡大で出場がかなわなかった全国大会。昨年初めて出場して「いつか先生と舞台にあがりたい」と言ってくれましたが、こんなに早く実現するとは思いませんでした。
本人の努力はもちろん、一緒に練習を重ねてきた仲間たちの力があってこそ、大きな賞をいただくことができたと思います。これからもまだまだ道は続きます。後に続く人の目標になるよう努力を続けて、頑張っていって欲しいと思っています。
また一緒に頑張りましょう。本当におめでとうございました。
≪留袖シニアミセス之部≫
兵庫龍野支部 白井 悦子 さん
5年前に初めて全国大会に出場した時は予選落ちし、悔しさと同時に、絶対に追分先生とこの舞台で表彰されたいという気持ちを持ちました。今回やっと夢が叶い、努力は無駄にならなかったと感じています。今まで色々なお稽古事をしましたが、着付教室を休みたいと思ったことは一度もありません。
表彰後、諸先生方から「おめでとうございます」とたくさんのお言葉をかけられていた追分先生を見て、先生のお人柄の表れだと感じました。私がいただいた賞には、追分先生をはじめ、内海先生、そして楽しい教室の皆さんのお陰と感謝しています。また家族や義母も喜んでくれたことが今後の私のエネルギーになります。
ひとつの夢が叶った今、明日からまた初心にもどって新しい夢に挑戦したいと思います。
兵庫龍野支部 追分 栄子 支部長
この度はありがとうございます。昨年に続いて、留袖シニアミセス之部で優勝をいただき、本当に嬉しいです。「白井悦子さん」と呼ばれ、胸が詰まりました。「先生と一緒に舞台に上がれて、夢が叶った」と言ってくださり、涙が止まりませんでした。
普段は大阪で一人暮らしのご主人のお母様が週末は帰ってこられ家で過ごされます。白井さんはそのお世話をされながら、留袖の練習もお母様に見せてあげるなど、大変忙しい生活のなか、教室では朝と夜の2度の稽古も重ねてこられました。
今後も兵庫龍野支部で他の生徒さんときものの道を歩んでほしいです。感動を与えていただき、心より感謝いたします。
≪訪問着之部≫≪着せ付け訪問着之部≫
名古屋中央支部 塚本 真里奈さん
素晴らしい賞をありがとうございます。昨年までの振袖とは異なる訪問着。あまりの難しさに何度も心が折れ、いつまでも決まらない帯やきものに苦しむ毎日。それでも「頑張りたい」と思えたのは”きものが好き”という想いがあったからです。
練習を全力でサポートしてくれて、つまずいた時には技術と経験で導いてくださる講師の先生方。ご自分の時間をさいて助けてくれる皆様に、本当に感謝しております。来年は少しでも周りの方々の力になれるような存在になりたいです。
先生や仲間、友人、職場、家族の支えがなければ決してなし得ることができませんでした。これからも慢心せず、想いを行動に移せる自分でいられるように精進いたします。本当にありがとうございました。
名古屋中央支部 塚本 久美子 支部長
「訪問着ってこんなに軽いの…」と、昨年の振袖との違いを実感することから始まりました。一つずつ確認しながら練習を重ねていく姿は同じですが、自分で納得するまでトライしてから、疑問点、不明点の質問でした。シワが出る? 緩む? 曲がる…? 毎回どうしてこうなったかを分析し、ここだね!と納得。次回への課題として、きものに真に向き合う姿が印象的でした。
きものを畳み片付けるときに、「気持ちいい生地だね」「素敵な柄だね」と練習のきものから、愛着を持って身にまとうきものに変わっていきました。本当によく頑張りましたね。
自装、他装、共に訪問着での挑戦。加えて、自分の展示とモデル。速着替えでは控室誘導の先生には大変お世話になりました。多くの方に支えていただき、応援いただき、いただけた賞です。本当にありがとうございました。