きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

名古屋中央支部　塚本　久美子　支部長
　この度は素晴らしい賞をいただきありがとうございました｡｢相生結び｣､練習すればするほど形、ライン、角度が難しく、落ち込んではやり直しの日々でした。とても不安になったり、辛かった時には、ため息が出ました。そんな時に「嬉しい時には練習するんよ！つらい時にこそ練習するんよ！」との竹田副会長の言葉を思い出し、ひたすら結びました。根をつめている私に、主人、娘達の「一休みしたら」と気分を変えてくれるひと言、一杯のお茶に感謝、また一から始めました。
　モデルの怜奈さんいつも笑顔をありがとう。そして応援してくれる支部の皆さん、尚美流の先生方ありがとうございました。この感謝の気持ちを努力に変えて、さらに精進してまいります。

札幌手稲支部　金谷　菜穂　正講師
　今年はモデルさんがいないから…、そう話していた矢先、貴子さんがモデルを引き受けてくれたとの連絡がありました。友人である貴子さんがモデルをしてくれるなら、今年は絶対に優勝したい！そう強く思って練習を始めました。なかなか時間が縮まらず、どうしたらいいのか悩みましたが、支部長のつきっきりの指導で不安が一つずつ減っていきました。本番では緊張で手がスムーズに動かず焦りましたが、仕上がりは今までで最高のものとなりました。
　私に優勝してほしいと、自分の練習時間を削って細かく指導してくれた母には本当に感謝しています｡仕事で忙しいなか､いつも笑顔で練習に付き合ってくれ、本番では素晴らしい立ち姿でモデルをしてくれた貴ちゃん。本当にありがとう!!これからも自分の技術を磨き日々精進していきたいと思います｡

長野南支部木曽学園　古賀　佐代子　学園長
　十九年前、竹田副会長から着付師のご指導をいただいてその技術に衝撃を受け、そこから着付けの楽しさが始まりました。常に前を向いて挑戦する心を導いてくださった竹田先生には感謝してもしきれません。
　プロ大会に出場するからには皆さん覚悟を持って臨まれていると思います｡その気迫は舞台に立つ前の控室で感じ、その緊張感が大好きですが、何度舞台に立ってもこれでいいと言うことがありませんでした。きものがとても良く似合い笑顔が素敵な小松先生にモデルをしていただいたことでまた多くを学び、一瞬の輝きに思いを込めて着付けができたことを忘れないようにこれからも精進して参りたいと思います。
　切磋琢磨できる仲間がいてこその自分、いつも厳しくも愛情たっぷりご指導くださる支部長に感謝申し上げます。

岡山中央支部　佐々木　敬子　正講師
　前年度優勝の水戸先生と組ませていただくと聞き、ご迷惑をかけないようにしなければと思いました。日頃の掛島先生の教え、個性美学の勉強会でご指導くださった会長、松原先生、京子先生、各所長先生に教えていただいた事を思い出しながら、頑張りました。水戸先生、モデルさんのお陰で優勝でき、喜びとともに個性美学の楽しさ、難しさを改めて実感しました。もっともっと深めてまいります。

東広島支部　水戸　雅美 副支部長
　この度はありがとうございました。ご指導いただいている諸先生方、共に学ぶ仲間、そして育ててくれた支部長、応援してくれる家族に感謝します。
 大先輩の佐々木先生とのペアでしたが､気さくで誠実な先生のおかげで思ったことを言い合えて、楽しく参加できました。毎回たくさん学ばせていただいています。着る人の魅力を引き出し一層輝かせる個性美学理論をこれからも深め、教室で正しく、楽しく、生徒さんに語れるように、これからも精進してまいります。

尚美流　副会長　着付師育成事業部長　竹田 春枝
　着付けに関してどんなに一流であったとしても、神がかった技術を持っていたとしても全国津々浦々に一人で着付けを広めていくことは出来ません。
　全国の各教室で、個々が切磋琢磨できる環境を作り、熱心に指導してくださる皆様がいるからこそ、一般への尚美流の認知と伝承ができるのです。皆様は敵（かたき）同士ではありません。一人が欠けても困る尚美流の仲間なのです。着付けを愛する友なのです。蹴落とそうとするのではなく、全員で技術の底上げをしていきましょう。その課程で抜きでた技術を身につけている人がいたら、賞賛し、お手本にして、追いつき追い越せるように努力していきましょう。