≪着せ付け振袖相生結び之部≫≪着せ付け振袖後見結び之部≫
名古屋中央支部 正講師 塚本 怜奈
初の合同開催で不安もありましたが、終えた今、改めて伝える難しさや重み、責任を身に染みて感じています。そして笑顔で終えた生徒さんの姿に、講師になって良かったと心から思いました。嬉し涙も悔し涙も本気で挑むからこそ。挑戦しなければ得ることのできない学びが、この大会にはありました。
ただきものと向き合うことを大切に臨みましたが、思うようにならない仕上がりに泣きながら練習する日々。そんな時、周りには応援してくれる家族やお教室の皆さんの姿が…。当日母の「楽しんでね」のひと言に肩の力がすっと抜け、モデルさんを最高に美しく着せよう‼︎と心に決めました。受賞は支えてくださった皆様のお陰。いつも本当にありがとうございます。大会実現にご尽力くださった皆さまに心から御礼申し上げます。「立ち止まってはいられない」とのお言葉通り、これからもきものを「楽しんで」いきたいと思います。
≪着せ付け振袖ふくら雀之部≫≪目隠し着付け之部≫
広島中央支部 正講師 竹田 珠緒
念願だった優勝賞を、しかも2部門で頂ける日が来ようとは…。今もまだ夢のようですが、トロフィーと優勝旗を前にその責任の重さも感じています。
ご縁をいただいて広島に嫁いで9年。育児をしながらのお稽古の難しさに悩むことが増えていたところにコロナ禍で心折れそうな日も多くありましたが、いつも尚美流全体のことを考え、『指導とは自ら行ずること』を体現される竹田先生、支えられる小田・中本両副支部長、共に励んでくださる先輩と仲間、そして家族…。皆様に支えていただいて今を迎えています。モデルを引き受けてくれた貴子さんにもたくさん助けられました。本部の皆様のご尽力にも感謝しております。この恵まれた環境でお稽古できる幸せを噛みしめ、また新たな目標へ向かって精進してまいります。本当にありがとうございました。
≪着せ付け留袖之部≫
広島中央支部 正講師 山下 直美
留袖着せ付けで優勝することができました。とても栄誉なことと感動しています。この栄誉は私個人の力ではなく、これまでに私を導いていただいた竹田先生と、より良い成果が生まれるように助けてくださった先輩方や教室の仲間の皆様のお陰です。皆様がそばにいてくださって自分が優勝できたのだと実感しております。
せっかくいただけた賞の重さを背負い、これからも新たな課題を持ち続け、克服し続けていきたいと思います。2年ぶりに素晴らしい大会を開催できたのは全国の皆様の配慮だとか、協会の方々のおかげです。本当にありがとうございました。
≪着せ付け訪問着之部≫
岐阜土岐学園 学園長 加藤 いづみ
あまりのコーディネイトの難しさに前回は出場を断念しました。あれから2年、モデルさんに似合う半衿が即決まり、重ね衿もいくつも合わせました。帯揚げは予定していたものがとてもよく似合い、よし! あとは難関の帯締め…。迷っていたカラーから思い切って白に変えて印象がグッと良くなり、最初に決めていたヘアも今回のスタイルに変更!でもまだ帯締めに物足りなさを感じ、前日に八光さんで選び直し、やっと完成!若々しい華やかなコーディネイトになりました。だから、訪問着は面白い!
そして本番、モデルの里菜ちゃんが一番輝く日になりました。優勝、ありがとうございます。ご指導いただきました先生、そして協力してくださった全ての方々に感謝いたします。まだまだ未熟なところをもっと磨き、きもの姿がより素敵に輝くよう、精進いたします。
≪創作帯結び振袖之部≫
大阪高槻支部 支部長 甲田 節
創作帯結びは来年にしようと思っていましたが、竹田副会長から声をかけていただき、来年成人式を迎える孫に華やかな帯結びをしてあげるのを思い浮かべながら創作、参加いたしました。それが優勝という大きな賞を技術不足の私がいただいて、恐縮しております。応援してくださいました皆様に深く感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。
これからも精進してまいりますので、ご指導くださいますようお願い申し上げます。