きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

　大会に競技者として参加している自分を振り返ると、出会いとご縁でここまで来たような気がします。きものが着られるようになりたいと思っていた頃、娘の成人式の着付けで、るみ子先生と出会い、楽で苦しくない、崩れない、美しい着姿の尚美流を知りました。
　今回、留袖着せ付けに出場しました。お稽古では、思い込みや勘違いなどを修正しながら練習を重ねました。自分に自信が持てるように、基本姿勢や動作の確認、もちろん時間内に仕上げなければいけません。大会での経験を、これからの活動に生かせられるよう精進したいと思います。
　尚美流との出会いで、きものを通して、いろいろな方とのご縁が広まる事を、期待しています。

　今年は、生徒として最後の全国大会で、留袖の着付けの練習、訪問着の着せ付けの二種目の練習をしていた所、着付師の講習会に参加させていただくことになり、振袖のふくら雀の技術を学ぶ中、プロ大会にも出場することになり、これも自分を磨く良いチャンスと思い短い時間でしたが練習させていただくことになりました。
　先生方々にご教授いただき、足の運び方、紐の結び方、振袖を着せる自分の姿勢などを学びとても感動して、学ぶことがとても楽しいと思いました。
　大会当日は無我夢中、自分との戦いで、緊張する間も無く、あっという間に終わっていました。周りのプロの先生方の着付けを拝見しこんなに綺麗に着付けられるのかと感動し、私もこんなふうに綺麗に着付けたいなと思いました。
　来年また、振袖ふくら雀を練習し挑戦したいと思います

　初めてのプロ大会に参加させていただき、一年目の私にとっては出場できることだけでも自分自身、すごいことだと思っていました。多くの先生方に混じり大会に出られることの素晴らしさとともに、未熟な私が十分以内に目隠しで着付けられるのかという心配の中、舞台に立たせていただきました。
　練習の時は裾が決まらず、苦戦しました。帯揚げまで辿り着けずにいた私ですが、本番では最後まで出来た嬉しさに思わず笑みを浮かべてしまいました。
　先生の入賞に歓喜し、まだまだ技術が伴わない私ですが、この感動を忘れずこれからも切磋琢磨し、次の大会へ向けて頑張ろうと思っています。
　ご指導いただいた星野先生、教室の皆さんに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

　昨年は全国大会の留袖シニアミセス之部に出場させていただきました。
　今回はプロ選手権の着せ付け留袖之部　相モデルに出場させていただき、着せ付ける側の立場、モデルになる立場の貴重なダブル経験をすることができました。また、全国の先生方の技術の高さに感激しました。まだまだ未熟な私が、同じステージに立てたことは、日々熱心にご指導くださいました先生方、支えてくださいました方々であり、心より感謝申し上げます。
　この度、初めて袖を通した制服。自然に身の引き締まる思いがして、責任の重さを痛感しております。素晴らしい伝統の「和装の世界」を継承し、日々精進してまいりたいと思います。