きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

　NHK文化センター札幌教室に通い始めた事がきっかけで、現在西さっぽろ教室の方へと移りお稽古をさせて頂いております。最初は正座もままならない状態でしたが、どんどんきものの奥深さに惹かれていきました。
　今回、初めて全国大会に出場させていただき、大会の迫力に圧倒され、とても緊張しておりましたが、席で見守ってくださっている先生方や一緒に舞台で出場している教室の先輩や仲間たちの姿を見て心を鎮める事ができました。今回、沢山の賞を頂き、身に余る光栄です。ひとえに、いつも親身にお稽古をつけてくださった上野先生や教室の先生方、お仕事の都合をつけて練習時間を合わせてくださった先輩、励まし練習を重ねてくださった教室の皆様のお陰です。これからも尚美流、どれだけつづけて行けるのか不安な面もありますが、お仕事との両立を考え頑張って続けていきたいと思っております。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくご指導くださいますようお願い致します。

　教室に通い始めて4年になります。
　楽しく少しずつ覚えて、「きものが着られるようになればよい」とだけ思っていました。
全国大会に出るなどまったく自信もなく考えもしませんでした。
　先生に勧められて、躊躇しましたが、しかし、今回は横浜での開催との事で出場を決心致しました。
　留袖着付けと、おしゃれ着の着せ付けへの参加でしたが、大会が近づくにつれ、不安がつのるばかりでした。大会直前まで上手く着せられず悩んでいましたが、羽賀先生の熱心な教えで、最後まで諦めない一生懸命やるだけという気持ちで舞台に立ちました。
　はからずも入賞することが出来本当に嬉しく夢のようでした。応援してくださった先生方に感謝です。
　きものの奥深さ、きものの魅力、私にとってこれからが本当の勉強です。少しずつ1歩ずつ歩いて行きたいと思います。本当に有難うございました。 　

　地区発表会の時、10分で留袖を着ることができた達成感と喜びを味わい、更に高い目標に挑戦してみようと全国大会への参加を決めました。練習を開始したもののなかなか思うように着ることができず、本当に6分で着ることができるのだろうかと半信半疑になりましたが、根気よく丁寧に指導してくださる山川先生の姿や、「努力は裏切らない」と言う上瀬先生の言葉を思い出し、練習に取り組むことができました。試行錯誤する中で少しずつ自分が成長していくのがわかり嬉しかったです。大会当日は目の前で6分で着付ける姿を見ることができたのも大きな収穫となりました。流れるような所作の中にも1つ1つポイントを決めながら着付けていく姿に、ただ見とれるばかりでした。いつか私もあのようになりたいと新たな誓いを心に留め、来年の大会に向けて練習に励んで行こうと思います。このような経験をありがとうございました。

　全国大会出場にあたり、教室の山本先生はもちろん学園長の湯沢先生からの指導も受けての参加となりました。控え室では、何度も下前や上前をチェックしながら未熟な私には、不安と緊張でとても長く感じた時間でした。ステージに上がってからは、ミスがないように制限時間内に仕上げる事だけで精一杯でした。審査を終えて、発表になり学園の方々がクリアしたと聞いて、ダメかもしれないでも家族には予選だけはクリアしたいと言った手前、胸の前で手を合わせ発表を見た時は、すでに涙が流れていました。準決勝は、無我夢中でなんとか着る事はできたもの、練習不足の悔いだけが残りました。着付は、着るだけではなくヘアースタイル、表情、姿勢、動作すべてが整った上できものを着た方をより美しくするのだなと心に強く感じた大会でした。