広島県・広島中央支部 木村 さとみ さん
私が着付けを始めたきっかけは、若いころから習っているお茶(茶道)の為でした。お茶会の度に美容院に行ったり、知り合いに頼んだりと毎回きものを着るという事が悩みの種でした。ということで、とりあえず一人できものが着れるまで頑張ろう!が私の目標でした。ところが、なんと今年は始めたころには頭の端にもなかった全国大会出場という大舞台に立つまでになり、驚いています。
今回着せ付け之部と留袖ヤングミセス之部に出場させて頂きました。納得のいく着付けができず悔いの残る結果に終わりましたが、全国から来られた生徒さんや会場の雰囲気など、とても良い刺激を色々と受けたと思います。初めて見る琵琶湖をゆっくり見物する間もないあわただしい二日間でしたが、楽しいお稽古仲間と楽しく過ごさせていただき感謝しております。ありがとうございました。
広島県・東広島支部 山本 由美 さん
娘の保育園のいわゆる「ママ友」だった東広島副支部長の水戸雅美先生に誘われて、軽い気持ちで通い始めたのが私の入門きっかけでした。地区大会に出場するだけで手一杯で、全国大会は自分とはまったく縁のない世界と思っていました。しかし、今年は先生の熱心な勧めもあり、出場を決心しました。
初めての全国大会は着せ付けおしゃれ着之部では帯山が致命的にゆがみ、訪問着之部ではシードを使って準決勝から出ましたがまったく時間が足らず、とにかく残念な結果でした。しかし、これらの失敗も貴重な経験と前向きにとらえたいと思います。
お稽古を休みがちで迷惑をかけた相モデルの教室仲間、そして、覚えの悪い私を根気よく丁寧に指導してくださった水戸雅美副支部長、水戸寿子支部長、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。
広島県・広島中央支部 柳田 藍子 さん
「日本人であるからには、きものが着られるようになりたい。将来家族ができた時、着せ付けてあげたい。」そんな思いから、私は着付けを始めました。
簡単そうに見えていた着付けですが、とても奥が深く、最初はただただ教えて頂いたことを見よう見まねでこなしていく日々。地区大会の時は、とにかく「形にしたい」という一心でお稽古に励んでいました。
今回の全国大会は、地区大会の時よりも大きな会場で、たくさんのスポットライトの下、独特の緊張感が漂っていました。そんな中で行う着付けはとても新鮮でした。緊張に押しつぶされそうにもなりましたが、全国大会が終わると、自分の中に少しの自信と楽しさが芽生えていることに気が付きました。また、今回はたくさんの選手の方の高い技術と美しい身の振る舞いや着こなしを拝見することができ、とても勉強になりました。
「形にしたい」きものから「楽しく着る」きものになる機会を与えてくださった竹田先生や教室の先輩方、尚美流の皆様に心から感謝申し上げます。
これからも向上心を忘れず、さらに楽しく着付けを行っていきたいと思います。ありがとうございました。