愛媛県・愛媛新居浜支部 新井 知代さん
この度、支えて応援してくださいました皆様に深く感謝申し上げます。
私は全国大会に出て、改めて尚美流に出会えてよかったと思いました。
今回、結果は残せませんでしたが、多くを学ばせていただきました。練習すればするほど奥深く、シンプルさに気付いた基本姿勢。シンプルだからこそのむずかしさ。楽しくも厳しい現実。支えてくださった多くの方々の思いや願いを知り、そして大会に出場できる幸せを知りました。
まだまだ未熟者ですが、日々一歩一歩、成長してゆけるよう精進いたします。
根気よく指導してくださった金子先生、ありがとうございました。先生に出会えて、先生の下で学べる私は、本当に幸せ者だと思います。そして、金子先生をはじめ諸先生方、これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
熊本県・熊本北支部 川野 日南さん
初めての「尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会」に参加して、他の地区の人達と仲良くなれたし、何よりもたくさんの刺激を受けました。
一つ目は、入賞された方達の手さばきが正確でしたし、一つ一つの動作やしぐさが丁寧だったのでその方達にはものすごく憧れました。他の選手もそうだったので大きな衝撃でした。
二つ目は、ステージでの選手の目つきが裏にいた時とは、明らかに変わっていた事です。
「絶対に勝つ!!」というのが伝わってきました。今までもステージに立つ事はあったけど、今までとはまた違った空気感や、緊張感を感じました。
主にこの二つが印象に残っています。本当にいい経験でしたし、衝撃、刺激、この初心を忘れずにきもの着付けをがんばりたいです。来年は入賞したいです。
岡山県・岡山北学園 鳥家 慶子さん
ネパール人宅のパーティーで、日本の正装は?と聞かれ〝きもの〟と答えたのですが、ひとりで着られない情けない自分に気付きました。
そこできちんと着付けを学びたいと考え、昨年11月に入学しました。
正月明けには大会の話があり、留袖の練習は少し早いなぁと感じながらも、次第に日本の第一礼装をまとう事が喜びとなり稽古に励みました。
家でも和裁士の姉と和装が大好きな姉2人の前で、何度も着て立ち居振る舞いや美しい形を助言してもらいました。
予選会で思わぬ一位入賞、そして全国大会に出場させて頂きました。結果は、予選は通り、7分の準決勝で敗退です。今後は、さらに精進しなければと気持ちを新たにしました。
次回のネパール訪問時には、自信を持ってきものを着たいと思っています。サリーの人達の中で、日本のきものの文化を広く知ってもらえたらいいなぁと楽しみにしています。
大会を通してお世話になりました皆様にお礼を申し上げます。
兵庫県・兵庫龍野支部 小野 真弓さん
尚美流との出会いは4年前、次女の小学校入学時にきものを着付けていただいた方との会話でした。
「きものが好きで、自分で着れたらいいなと思いますが無理だと思います。」「ではいい先生を紹介してあげますよ。」
それから、最初は予選会を見学に行きました。短時間で綺麗に着付ける姿に感激しましたが、習い事は未だ出来ないかなと消極的になりながらも主人に話したら、「思った時が行動する時」と後押ししてくれて、毎週火曜日のお稽古を楽しみに練習に励みました。
きものの扱いも全く分からないところからのスタートで、着付けが出来るようになるのか不安でしたが、習い始めて一年を過ぎるころから、手順が自然と身についており、今では少しずつ自信がついてきて、お茶や友達と出かける時に自分で着付けることが出来、とても嬉しく思っております。
今年の予選会では、昨年度に比べて着せ付けの練習を繰り返しお稽古させていただいたこともあり、上位入賞することが出来て家族が大変喜んでくれ、私もとても感激しました。
全国大会出場も家族が背中を押してくれ、それまでのお稽古も頑張って出来たと思います。
大会前日から、とても緊張して「上手くいくかな。手順も忘れず出来るかな。」と不安でしたが、今まで頑張って練習してきたことを自信につなげ、舞台にあがりました。最初から最後まで胸の鼓動を大きく感じて、13分間がいつもよりとても短かったです。モデルさんが控室へ戻って来られた時に、自分で見直しても、「ここが上手く出来ていないな」と思う箇所が幾つかあり反省しました。
今回、このような大きな舞台に他府県の選手の方々と立つことが出来、とても良い経験ができました。追分先生や、お世話になった方々に感謝しております。
またこのような機会に恵まれましたら是非参加したいと思います。これからも続けて頑張っていきます。
広島県・鴻ノ巣学園 藤村 杏美さん
昨年の夏、岡林先生に誘われ特別展示の花嫁のモデルをさせて頂きました。着付け教室に通い始めたばかりの当時の私は、まさか一年後に自分が選手として舞台に立っているとは思いもしませんでした。
昨年に引き続き今年も花嫁のモデルをさせて頂けるということもあって、選手として出場することは直前まで悩みました。練習中は制限時間内に着ることもままならず、自分がまだ全国大会にレベルに及んでいないと感じたからです。出場を決めたのは、「大会に出ることが一番の勉強になる」という岡林先生の一言でした。今大会では結果よりも楽しんで着ることを目標にしましたが、決勝戦まで残ることができました。
このような貴重な経験ができたのは、一つ一つ丁寧に指導してくださった岡林先生、そして舞台に出る直前まで力添えをして頂いた先輩たちのおかげです。
今回の課題は練習に活かし、また来年の全国大会に向けてお稽古に励みたいと思います。