神奈川県・横浜朝比奈学園 大塩 智英さん
自分できものを着たいと習い始めて一年、全国大会はまだ先の話と思っておりましたが、杉﨑先生や先輩方の勧めもあり、未熟ながら参加させていただきました。大会前の練習では、何度着ても綺麗に着られず、七分の壁が大きく立ちはだかっておりました。また、大会数日前に選手宣誓のお話を頂き、更に焦りが大きくなりました。
本番では、選手宣誓は言葉に詰まりながらもやりきり、着付けでは手が震え、頭が真っ白になりながら夢中で着ました。どちらもご指導くださった先生方に申し訳ない程の出来であり、自分の力不足を痛感いたしました。 杉﨑先生や先輩方より「素晴らしい大会」とお話しを伺っておりましたが、舞台上で一斉に着付けを行う姿に感動いたしました。二日間はあっという間に過ぎ、素敵な時間を共有させて頂き、ありがとうございました。
この経験を糧に今後もしっかりお稽古に励み、自信を持って綺麗に着られるよう頑張りますので、ご指導のほど宜しくお願いいたします。
北海道・北見学園 吉本 美喜さん
去年から全国大会への出場は目標にしていたのですが、今年の五月の予選会では練習不足から、思ったとおりに動けず、不安を払拭する為、毎日練習を重ねましたが、大会当日、出場するみなさんの練習姿を見て、圧倒されものすごく緊張してしまいました。
不安と緊張の中、初めての舞台は、あっという間に終わってしまい、悔しさが残る結果となってしまいましたが、舞台の上での経験はこれからの着付けに活かしていきたいと思います。
また、大会に出場した事で、いろんなお教室の方々とお話ができ、とても良い刺激を受けました。このような経験ができたのも、お忙しい中いつも丁寧にご指導してくださる公平先生のおかげです。これからもお稽古に励んで参りますのでご指導のほど宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
兵庫県・兵庫龍野支部 白井 悦子さん
尚美流との出会いは、ちょうど一年前。
亡き母が作ってくれたきものが長い間、箪笥の中に入ったままになっているのを見て、教室に通う様になりました。
今年の六月、留袖で予選会にでるように勧めていただいたものの、私にはハードルが高く、まったく余裕のない、時間ギリギリの仕上がりでした。 その後、全国大会に出場すると決まってからは、追分先生のお稽古についてまわり、いろいろなお教室で練習させて頂きました。
当日、舞台の上では落ち着いて出来たものの、よい結果を残せず、自分の未熟さを感じ、ひとつの事を究める難しさと美意識の高さは今後の大きな課題です。
大会まで熱心に指導してくださった先生方やいっしょに出場した仲間には親切にしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の経験を活かし、また練習に励み、自分磨き、美しい女性への心構えを持ちたいと思います。
長野県・長野南支部 藤井 博美さん
不思議な、何とも不思議な…非日常的ででも素敵な二日間…初めての全国大会でした。この道で精進し、貫いてこられた先輩方や先生方のきもの姿は凛としていて、それは素敵で、自分以外の選手の皆さんは、自分よりとても大きく見えて、控え室で、そして舞台で、どこを見たらよいのか分からず、あっという間に過ぎていった九分間、七分間でした。こんなに集中し、何かに打ち込み無心になったのはいつ以来だっただろう…そんな事を思いながら、六分間で美しく着付けていく他の選手や練習を共にした仲間を応援しながら、自分にはまだまだ努力が足りない…と実感した大会でもありました。たくさんの方の素敵な涙と笑顔を見て、貴重な体験ができた事、させていただけた事に感謝し、日常に戻り、努力を積み重ねて行きたいと思います。先生の懐の大きさ、深さに感謝し、「頑張って来たね。」と迎えてくれた家族に感謝し、背すじを伸ばし又、自分磨きです。
福井県・福井中央支部 相馬 紗妃さん
今回の全国大会は、お稽古に通わせていただくようになってまだ日が浅い中でのお話しでした。
そのため、私が出場させていただいてもいいのだろうかと戸惑いました。ましてや、出場させていただく振袖の練習は、参加申込をすると決まってからでしたので、限られた時間の中での準備となりました。
全国大会では練習のようにはいかないことも多く、制限時間内に仕上げることができず、お稽古不足であると痛感しました。
今回の大会での経験を活かして、これからのお稽古に励んでいきたいと思います。
最後になりましたが、お忙しいところ練習にお付き合いいただき、優しくご指導くださいました橋本先生、伊部先生ありがとうございました。