神奈川県・横浜朝比奈学園 林 よし子 助講師
助講師として当学園から二名参加し、目隠し着付けと着せ付け留袖之部に出場しました。半年以上前から練習を開始したものの、着付け八分以内、着せ付け十分以内に仕上げることが難関でしたが、練習の甲斐があって時間は大丈夫と思えるようになり、本番では緊張しながらも制限時間は問題なく終えることができました。先生の細かい猛特訓も舞台での緊張も大切な良い経験だったと思います。
尚美流の資格を有する指導者の大会ということで、舞台を見学していても、先生方の動作のひとつひとつが美しくて見とれてしまいました。個性美学之部というのも大変興味深いものがあり、またパーティーの参加者の訪問着のコーディネイトも素晴らしく、勉強になりました。これからも、自分でもきものを楽しんで、自信を持って指導者といえるように技術を磨いていきたいと思っています。
神奈川県・横浜朝比奈学園 星 知佳 助講師
自分できものを着たい。そう思い入学してから七年の月日が経ちました。きものに触れ、きものの奥深さ、着付けと着せ付けの難しさ、個性美学を知り、自分自身とも向き合いながら、くじけそうな時もありましたが、楽しく学ぶことができました。
今回、プロ大会に初めて出場すると決めたものの、練習不足を痛感していたため、とても不安でした。けれど、実際に出場し、全国の先生方とお会いし、立居振る舞い、きもののコーディネイト、向上心に触れ、刺激を受け、緊張しながらも楽しい時間を過ごすことができました。私もこれからも努力して、周りの多くの方々にきものの素晴らしさを知ってもらい、身近に感じてもらえるよう頑張ろうと思いました。
最後に、温かく見守り、支え励まし、ご指導頂きました先生方に感謝を申し上げます。
岐阜県・長良北学園 野尻 ちず江 助講師
今年の春、助講師の資格を取得でき、今回初めてこのプロ選手権大会に出場する事ができました事に心より感謝申し上げます。
今は亡き母が着付けの仕事をしていた為、私もいつか同じ様に自分で上手く着付けができる事を夢見てきました。そんな想いの中、初めて納会にて「目隠し留袖之部」に出場しました。花嫁之部、着せ付け振袖之部も拝見でき、夏の全国大会とはまた違い、華やかさと会場の落ち着いた雰囲気の中、緊張感、張り詰めた空気は、先生方のプロ意識、力強さが伝わり、改めて自分のスキルの足りなさを痛感しました。今後も終わりなく、一つ一つ丁寧に学んで、来年またこの舞台に立てる様目標に向って精進していきたいと思います。
大阪府・摂津学園 橋本 こずえ 助講師
助講師になって二ヶ月後に、目隠し着付けに出場させていただきました。早いのじゃないかと迷いながらの出場になりました。やはり控室の周りの先生方の自信に満ちた姿に戸惑いながら、舞台での十分間焦りの中で、終わったように思います。でも、練習した時間、私にとっては得ることがあり、阪口先生に教えていただいたこと、不器用な私をここまで引張ってきてくださったこと、本当に感謝の気持で一杯です。
これからは、いろんな事を学びながら又、チャレンジしながら一歩、一歩進んでいきたいと思っております。そして、来年は自分に自信をもって又、納会に出場できるように努力を重ねてまいりたいと思います。
この大会で本当に先生方の所作の素晴らしさを改めて感じ勉強させていただきましたこと、ありがとうございました。
広島県・広島東支部 大原 麻希 正講師
この度、初めてプロ選手権大会に出場させて頂きました。夏の大会から四ヶ月、着付師講習会へも参加させて頂き、プロとしての技術を身に付けることに必死な日々でした。
「正面を向いて終われたら合格点よ。」目隠し着付けが十分に練習できず、出場を悩む私に岡林先生の励ましのお言葉。来年に繋げるために出場を決めました。結果は満足のいくものではありませんでしたが、今の自分の技術を確認する良い機会となりました。
二日目の着せ付け振袖ふくら雀之部、控室での先生方の凛とした姿に圧倒されました。舞台ではモデルの祐希さんの笑顔に助けられながらも、自分の技術の未熟さを痛感する時間でした。
この数ヶ月、ただただ前へ進んで参りました。お稽古日には朝から夜までご指導頂いた岡林先生に感謝申し上げます。これからはプロとして、そして着付師として、感謝の気持ちを忘れず一歩一歩進んで参ります。