着付け教室「尚美流」トップページ > 選手権大会 > 第38回 尚美流 全日本プロきもの選手権大会 (大会初出場)

全日本プロきもの選手権大会初出場のコメント

第38回 尚美流 全日本プロきもの選手権大会

北海道・札幌手稲支部 宮本 伸子 助講師

 ピンと張り詰めた空気が流れる控室で、出場の先生方の凛としたお姿に圧倒され、呼吸をする事もおぼつかないほど緊張してしまい、目隠し着付けをする手は震え、足はすくみ、八分間がいつもの練習の時の二倍、三倍の長さに感じられました。
 留袖着せ付けは、いつも教室で指導してくださった赤上先生がモデルをしてくださったので、いつも熱心に教えてくださる学園長や講師の先生方の言葉を思い出し、少し落ち着くことができました。
 また、認可授与式で、何十年目でも一日目でも先生は先生ですと言われた会長のお言葉に、すぐに言い訳を探してしまう自分を戒め、大きな責任に身の引き締まる思いがいたしました。
 これからは、指導者としての意識をもって、日々精進していきたいと思います。

	北海道・札幌手稲支部 宮本 伸子 助講師

東京都・東京中央支部 古澤 五月 助講師

 私にとりましては、後悔と反省しきりの納会でした。自覚の足りなさから恥をかく結果となりましたが、振り返る過程で心構えが芽生え、今後の目標を具体的に持つチャンスを得たことは、大きな収穫でした。
 当初は、きものを着ると奇麗に見えそうだからという不純な動機で習い始めましたが、着付けを通して努力を重ねていく過程で、感性が磨かれ内面から美がにじみ出てくるという事を、先生方が体現されているのを目のあたりにしました。
 教室で日々の指導をしてくださる富野先生、高井先生。確かな技術で辛抱強く指導してくださり、ありがとうございます。覚えが悪く申し訳ないと思う私を励まし続けてくださいました。尊敬できる指導者の方々、魅力に溢れ憧れの先輩方に近づけるように、また、自分自身も着付けの喜びを伝えられる存在に将来なれたらと夢は広がります。

	東京都・東京中央支部 古澤 五月 助講師

東京都・東京中央支部 粕谷 藤江 助講師

 この度はプロきもの選手権大会に参加させていただきましてありがとうございました。すばらしい先生方と同じ舞台に立たせていただき感謝しております。
 子供の頃からきものが好きでしたが、なかなか習いだす機会がなく、もう少し早くから行っていればと思うほど、自分は何をしているのかと圧倒されながら、二部門に出場させていただき、あっという間に終わってしまった感じでした。
 モデルさんが見つからず出場も出来ないかと思いましたが、モデルさんを受けてくださった古澤さんのお嬢さんありがとうございました。
 一度もモデルさんと練習することができないままの出場でした。振袖のサイズ、襦袢のサイズも合っておらず、これも私の甘さでした。
  先生方の全てのコーディネイト、着付け、着せ付けはとても勉強になった二日間でした。自分も先生のようになりたいと思いながらも練習する時間もとれず、歯がゆい思いがしますが、日々練習しなければ年々向上している技術には付いていけない事も知らされました。
 苦しい思いだけの練習ではなく、楽しく、先生方のように技術を磨いていければと思います。

	東京都・東京中央支部 粕谷 藤江 助講師

兵庫県・兵庫相生支部 安原 ひづる 助講師

 目隠し着付けに出場することになり、手結び枕を使った練習を始めましたが、悪戦苦闘の連続でした。先生に「一つ一つ確実に丁寧に仕上げることが大切」と指導していただきましたが、練習不足のため、お稽古では十分で結ぶことができずとても不安でした。
 舞台に上がる前、緊張の中で「時間にとらわれず確実にすること。」という先生の言葉を思い出しました。無我夢中の時間が過ぎ「お時間です。」の声がかかった時には、帯まで結ぶことができ本当にホッとしました。舞台にあがると不思議なパワーが加わった様に思います。とても貴重な経験でした。
 全国の先生方の洗練された所作、プロとしての高い意識、キラキラした姿に圧倒されながらの楽しい二日間を過ごすことができました。尚美流に出逢えたこと、素晴らしい先生に出逢えたことに感謝申し上げます。これからも自分を成長させていきたいと思います。

	兵庫県・兵庫相生支部 安原 ひづる 助講師
次のページ
  • NPO法人 国際ヨガ協会
  • 個性美学
ページトップ