着付け教室「尚美流」トップページ > 選手権大会 > 第45回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会(大会初出場)

全日本きもの着付選手権全国大会初出場のコメント

第45回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

兵庫県・篠山学園 土井 淳世さん

 初めての全国大会に出場させて頂きました。人数の多さと凄さとに緊張が張り巡らす思いを感じました。六月の新珠之会にて、山下先生にご指導頂いた呼吸方法で、心を落ち着かせて臨みました。
 結果はだめでした。とても悔しい思いで一杯のまま現在に至っています。この気持を向上させ、また前向きに、来年の全国大会に向け、お稽古に精を出して行きます。今回だめだった事を良い方にとらえて、考えて出場していたら、見ることのできない留袖の準決勝、決勝、お嫁さんや振袖の先生方の着付け等々は、とてもお勉強させて頂く事が多く、自分のお稽古の励みにもなりました。先生方の素晴らしい留袖姿には、釘付けになりました。
 又、六分での大会では、新珠之会で御一緒させて頂いた方も出場されていて、篠山学園からもシニアの留袖で出場されていて、こちらも目が釘付けになりました。応援すると共に、技術もしっかりと見て帰る事が出来ました。自分なりに全国大会で学んだ事を活かして、これからのお稽古に励みます。
 この二年、両肩五十肩で痛みにたえ、頑張って臨んだ事を前向きにとらえ、又応援ご指導してくださった森先生他方におこたえできる様、頑張ります。
 松嶌会長、いろいろとありがとうございました。来年は絶対に良い結果を残します。

兵庫県・篠山学園 土井 淳世さん

岐阜県・笠松東学園  加藤 麻佑さん

 今月の二月に習い始めた時は、浴衣しか着たことがなかったので、ちゃんと着られるようになれるか心配でした。 最初のうちは覚えることも多く大変だったけど、だんだん自分で着られるようになっていくうちに達成感があり嬉しかったです。ひとつひとつの動作を丁寧にやらないといけない所(紐を取る時や立ち方、足の動き)が難しく、練習では衿合わせと裾ぎめは印とかがないので、自分の体や間隔で覚えるところが特に大変でした。大会に出る前までは、自分が着るのに必死だったけど、本番で他の人の着ているのを見る機会ができて、どうしたら着ている時でも見ている側からも美しく見せることができるかを少しでも見ることができて良かったです。
 大会に出ないと分からなかったこと、始める前に心を落ち着かせ、お願いしますと声かけすることや、ひとつひとつの道具を大切に扱うことなど、きものの良さが更に分かって良かったです。

岐阜県・笠松東学園  加藤 麻佑さん

広島県・広島東支部 岡林 心優さん

 私は幼いころから、おばあちゃんとお母さんの着付けをしている姿を見ていて、「いつか私も上手に着られるようになりたい」と思うようになりました。
 中学二年生で初めて全国大会に出場できて、夢がひとつ叶ってうれしかったです。
 予選は落ち着いてできましたが、準決勝でいつもしないミスをしてしまいショックでした。でも、おばあちゃんとお母さんから失敗するから自分にしっかり身につくこと、何度も舞台に立って上手になっていくこと、そして、何よりも〝姿勢と気持ち〟が大事ということを教えてもらいました。今回大会に出場したことで、上手に着るためには、心次第なのだと気づくことができたので良かったです。これからも、練習を頑張りたいです。
 全国大会では、たくさんの方に声をかけてもらって、うれしかったです。ありがとうございました。

広島県・広島東支部 岡林 心優さん

香川県・仲南学園 長尾 美恵さん

 今回初めて全国大会に参加し、この大会でしか学べないことが多く、貴重な体験ができ大変嬉しく思います。一番驚いたのは、選手の皆さんの美意識の高さで、出番までの控室の様子はとても勉強になりました。補正を丁寧にされている方、長襦袢の衿を何度も鏡でチェックされている方、メイクを互いに確認しあう方々等、準備するだけで精一杯の私にはとても刺激になるものでした。
 着せ付けでは、「始め」の合図で一斉に聞こえた周囲の音に一瞬にして焦りを感じ、途中で落ち着けたものの、悔いの残る結果となりました。着付けでは、前日の失敗を反省し、意外と落ち着いてできました。残念ながら決勝には進めませんでしたが、課題が明確になったので、今後の成長に繋げたいと思います。最後になりましたが、前夜遅くまでご指導いただいた和泉先生、私に落ち着きをくれた松野さんに心から感謝します。ありがとうございました。

香川県・仲南学園 長尾 美恵さん

香川県・仲南学園 松野 綾さん

 初めて全国大会に参加させていただきました。周りの皆さんのレベルの高さに驚くとともに、平常心の難しさを改めて実感した二日間だったと思います。
 初日はおしゃれ着のモデルだけでした。ですが、いざステージに立つと、番号札を持つ手が緊張で震えるのが分かりました。明日は同じ場所で自分が振袖を着なければならないのに、こんな状態で大丈夫だろうかと思っていたら、案の定、翌日の予選で時間配分を失敗し、先生を随分ハラハラさせてしまったようです。
 もう一度チャンスをいただいて、何とか七分で着ることは出来たのですが、さらに一分縮めるにはまだまだ修業が必要だと感じました。
 大会出場にあたって、マイペースな私を温かくご指導くださった先生には心より感謝しております。展示や食事も含め、二日間の全てが貴重な経験になりました。

香川県・仲南学園 松野 綾さん

山口県・岩国南学園 小田 彩奈さん

 初めての全国大会で、よく分からないまま先生に引っ付いて、会場に着いたら、ビシッときまっている皆さんの姿を見て、「なんて場違いな所に来てしまったんだ」と後悔。雰囲気に圧倒されっぱなしでした。けれど本番が始まってからの九分間はただ自分の事に集中し、とても楽しく着付けができました。予選会のときは頭が真っ白になり、最後まで顔を上げられないまま終わってしまったのが、心残りでしたが、今回は姿勢に気を付けることができ、自分の中ではそのことが一番嬉しかったです。来年は良い結果を出すことを目標にこれからもお稽古を続けていきたいと思います。

山口県・岩国南学園 小田 彩奈さん
前のページ  次のページ
  • NPO法人 国際ヨガ協会
  • 個性美学
ページトップ